今日紹介する曲は「夢に消えたジュリア」です。去年の夏に「君こそスターだ」との両Ａ面シングルとして発売された曲で、１０月５日発売のニューアルバムにも収録が予定されています。また君スタとのツートップであることを押し出していた（る）ため、ライブでは必ず（今のところですが）君スタに続けて演奏されています。シングルとして発売された昨年夏には、君スタよりこの曲のほうが気に入ってました。今はどちらもトントンですが。
　詞は結構印象的なフレーズが集まっています。「夜の闇を照らす星座は涙のシャンデリア」「まるで虹のように夢に消えたジュリア」「灼けた肌をからめ口づけしたサマータイム　身も心もすべて君に捧げた恋だった」なんかが個人的にいいと思ったフレーズです。
　曲はＧＳチックな歌謡曲で、曲が進むほど派手に、激しくなっていく、まあそんな感じです。サビのメロディ、特に「シャンデリア」「サマータイム」のところがいいと思います。また最後の「Ａｈ，ａｈ……」もいいです。しかしこの曲、最初に聴いたときから思うんですが、Ａメロ→サビのつなぎが多少強引な気がします。あくまで『気がする』だけですが……。
　君スタの『裏』的な曲ですが、曲と同じ雰囲気のジャケットの花火とかも含めて、この曲はいいです。ニューアルバムでは、曲順を君スタとバラバラにして（できるなら収録される盤も分けて）収録されれば、この曲の魅力がもっと出てくると思うので、ぜひそうしてもらいたいです。　　

収録シングル＆アルバム：シングル「君こそスターだ／夢に消えたジュリア」　２００５．７．２１

８月２５日　第３６回「夢に消えたジュリア」

２００５Ｓｕｍｍｅｒ　胸騒ぎのＳｏｕｔｈｅｒｎな曲紹介！！