クリスマス・タイム with サザン

はじめに
 サザンといえば夏の代名詞、そういうように大多数の人は思っているでしょう。しかし、実際には違いますよね?
1年中、どのシーズンにも名曲がある……それがサザンの凄いところです。というわけで、今回は時期的なことも考えて
“クリスマス”に絞ったサザン・ソロの曲を紹介して行こうと思います。サザンのクリスマスソングを、ぜひご堪能あれ。


●王道編〜サザンのクリスマスといえば、コレだ!な曲〜●
・「クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)」(1993年)
 サザンのクリスマスソングといえば、やはりこれでしょう。タイトルからクリスマス一直線。詞もいかにも、って感じで、
“Silent Night”や“Holy Night”のようなクリスマスソングには欠かせないフレーズが揃っています。また曲はとても
豪華なアレンジで、サザンの曲では指折りです。曲の最初から“おっ、凄ぇ!!”と思うでしょう。サザンのクリスマスソング
を代表する名曲です。

・「白い恋人達」(2001年)
 今度はソロ代表のクリスマスソング。と言っても直接的にクリスマスを意味するようなフレーズがたくさんあるわけではあり
ません。それでも冬のラブソングとしてかなりの名曲なので、クリスマスソングとして認知されています。この曲はセールス的
にも100万枚を超す大ヒットとなったので、世間での認知度はとても高いです。大多数の人はサザンのクリスマスソングと
してこの曲を挙げるでしょう。ピアノ主体の曲や、ギターソロなどがとてもいい、冬の名曲です。


●隠れた名曲編〜こんなのもあるよ!しかも名曲だよ!な曲〜●
・「CHRISTMAS TIME FOREVER」(1992年)
 アルバム「世に万葉の花が咲くなり」の最後を飾る曲です。この曲の詞は、上の2つの曲のようなラブソングではなく、“ラブ
ラブなクリスマスの裏では、苦しんでいる人々もいる”というようなメッセージソングです。世界中で紛争などが原因の貧困が
起こっている今でこそ、聴いてもらいたい曲です。またメドレー曲『江ノ島』の約17分間の最後を飾るのもこの曲です。僕は
この『江ノ島』でこの曲のサビを初めて聴いたんですが、とてもメロディーがいいです。決してラブラブな曲ではないけど、ぜひ
聴いてもらいたいクリスマスソングです。

・「素敵な未来を見て欲しい」(2002年)
 桑田さんのベストアルバム『TOP OF THE POPS』のDISC1最後の曲で、詞を応援団から公募で1フレーズずつ決め
たり、ネットやDVDでレコーディング風景を公開したりと、いろいろとサプライズのあった曲です。また全ての楽器を桑田さんが
担当しています。僕はサザンのクリスマスソングの中で、この曲が一番好きです。サビの“愛する誰かを守りたい”というフレー
ズがクリスマスにとても合っていたし、僕もそうできたらな……と生意気にも思ったので、一番のお気に入りになりました。曲は
普通といえば普通のミディアムバラードです。この曲こそ隠れたクリスマスの名曲です。

・「LONELY WOMAN」(2004年)
 最新アルバム『キラーストリート』より(去年の『愛と欲望の日々』に収録されていましたが)クリスマスソングを。詞は失恋した
女性の、勇気を出して行こうとするような感じで、大人の歌っぽいです。“サヨナラの代わりに“Merry Xmas””という歌詞の
通り、クリスマスソングです。曲はTOYOTAのCMで流れていたサビがいい感じです。CMでも流れていなかった(と思う)サビ
の最後は特にいいです。CMで流すためか、去年の冬に発表されましたが、アルバムまで引っ張ったほうがよかったとも思います。
またアルバムでは『殺しの接吻』のあとに収録されていますが、サスペンスで悲しい女性の曲のあとに、こういう温かい、勇気を
もらえるような曲が来る、という曲順は、とてもいいと思います。


●元祖編〜サザンとクリスマスソングのはじまりは、コレだ!な曲〜●
・「シャ・ラ・ラ」(1980年)
 元祖、サザンのクリスマスソングといえばこの曲。サザンとしては唯一の桑田さんと原さんのデュエット曲です。25年も前の曲
ですが、今年デジタルリマスターされ、新鮮な音に。イントロが凄くよくなっています。サザンのクリスマスソングの元祖であるこの
曲、ここに紹介した曲の中でもひけを取らない名曲です。

・「Last Single X’mas」(1981年)
 原さんの1stアルバム『はらゆうこが語るひととき』の最後の曲。僕はこの曲まだ聴いてないんで紹介できません。いつかできるよう
になったら書き足すので、お待ちください。

●番外編〜ちょっと違う感じだったり、レアだったり……な曲〜●
・「MERRY X’MAS IN SUMMER」(1986年)
 『スキップ・ビート』と同時発売されたKUWATA BANDの2ndシングル。日本のクリスマスは冬なので、ちょっと感覚が違います。
しかし“エボシ岩の彼方に”という詞などから、日本の曲のようでもあります。じゃあ一体何なんだ!?この曲も結構お気に入りで、
イントロとかとにかく明るい感じがいいです。“クリスマスソングといえば、冬”という先入観をなくして、ぜひ聴いてみてください。

・「Kissin’ Christmas(クリスマスだからじゃない)」(1986年・1987年)
 1986年と1987年のクリスマス・イブに日本テレビ系で放送された『Merry X’mas Show』の最後に出演者全員で大合唱した
曲。CD化などはされていなく(しかしプロモーション用に製作されたレコードがあり、桑田さん一人で歌っている。そのため有線などに
問い合わせれば聴くことができる)、“幻のクリスマスソング”となっています。作詞は松任谷由実さん、作曲が桑田さん、編曲が
KUWATA BANDというとても豪華なメンバーで作られました。僕はこの曲、随分前の日記で書いた通り聴いたことがあるんですが、
サビのメロディーがめちゃくちゃいいです。感動します。これ大勢で歌ったら夢のようです。……という感じです。また桑田さんが作曲を
しているので、途中に“もういくつ寝るとお正月”など遊び心にも溢れています。聴く機会があまりある曲ではありませんが、機会が
あればぜひ聴いてみてください。とにかく素晴らしい曲です。


おわりに
 いかがでしたか?これを読んで、サザンのクリスマスに迫ることができたらいいな……と思います。イブの夜にでも役立ててみて
ください。それでは、サザンと共に、楽しいクリスマスを…………





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●おまけ〜まだまだ続いちゃった〜●
 これで終わりではな〜い!先程紹介した通り、『Kissin’ Christmas』には“もういくつ寝るとお正月”というフレーズがあります。
そう、クリスマスのあとには、年の瀬、そして正月が待っているのです。サザンの年末といえば年越しライブですが、そんな年の瀬にも
ピッタリの(と言うか年の瀬を歌った)曲がサザンにはあります。というわけで……

・「いとしのフィート」(1978年)
 サザンで唯一“年の瀬”や“正月”について歌った曲。最初のアルバムに収録されています。曲はそんなにサザンっぽい感じでもなく、
“アマチュア時代から演奏してたんだな……”という雰囲気がなんとなく伝わってきます。桑田さんも『女流詩人の哀歌』みたいにボソボソ
歌っていて何言ってるのかよく分かりません。しかし僕は、この曲のこういうところが大好きです!詞も曲もおもしろいので、年越しは横浜と
この曲で行きましょう!!


 それでは今度こそ本当に終わります。冬休み中にこういうのをあと2本書く予定です。あとは日記と……生徒会の仕事もしなきゃ……。
結構大変そうだなこりゃ……。まあホームページの更新頑張ります、ということで。ではでは〜。





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